26年前の高校ラグビー決勝実現 大工大高、茗渓学園に大勝

 26年の時を経て実現した「幻の決勝」に、高校ラグビーの聖地が沸いた。1989年1月7日に予定されていた第68回全国高校ラグビー大会決勝は昭和天皇が亡くなったため、当日朝に中止が決定。両校優勝となった大工大高(大阪=現常翔学園)と茗渓学園(茨城)の当時の選手が26日、東大阪市の花園ラグビー場で対戦し、64-19で大工大高が勝利した。

 両チームとも週末に練習を積み、15人のレギュラーのうち、大工大高は11人、茗渓学園は14人が集まった。ラインアウトでは白髪交じりの選手が持ち上げられ、ダッシュの最中に足をつって倒れる選手もいた。

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