桐生200メートルで3位「ショックです」

20秒80で3位に終わった桐生祥秀(中央)。右は優勝した藤光謙司
3枚

 「織田記念国際陸上」(18日・Eスタ)

 男子200メートル決勝が行われ、藤光謙司(ゼンリン)が20秒43(追い風1・5メートル)の大会新記録で優勝した。

 注目された桐生祥秀(19)=東洋大=は、前半先頭争いを繰り広げたが後半伸びず、予選の20秒56よりもタイムを落とし、20秒80で3位。高校時代の自己ベスト20秒41を塗り替えることはできなかった。

 桐生と同じ大学生の橋元晃志(早大)が20秒71で2位に入った。テキサス・リレー200メートルで追い風参考ながら20秒09の好タイムをマークし、優勝候補と見られていた高瀬慧(富士通)はレース途中で足を痛めて棄権した。

 レース後、桐生は「まず距離への恐怖心があった。(1年ぶりの200メートルで)予選で長いと思ってしまって、決勝のスタート前も長いと思ってしまった。どんなに言い訳しても3位は3位。ケガなく終われて良かったと思って、明日の100メートルで頑張りたい」とコメント。ただ、20秒71というタイムには「調子を考えれば、かかりすぎ。ショックですね」と苦笑いを浮かべた。

 テキサス・リレーで追い風参考(3・3メートル)ながら、電気計時で日本人初の9秒台となる9秒87をマークした桐生は、19日の100メートルで、日本人初の公認9秒台の期待が懸かっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス