桐生、200メートル予選で大会新

 「織田幹雄記念国際陸上」(18日、Eスタ)

 男子200メートル予選が行われ、桐生祥秀(19)=東洋大=は20秒56(追い風1・9メートル)の大会新記録をマークし2組1位で、夕方に行われる決勝進出を決めた。1組目の1位高瀬は20秒34、2位藤光は20秒35、3組目の1位橋元は20秒43と桐生よりも速かったが、追い風参考記録(1組は2・9メートル、3組は2・4メートル)だった。

 桐生は後半は力を抜きながら、余裕のある走り。注目を浴びる中、織田記念の1走目を終え「200メートルは1年ぶりなので、ゴールまで長かった」と苦笑いしながら、「1本目なので、200メートルの感覚が分かればいいかと思っていた。前半抑えて入ったので、決勝は前半から行きたい」と、決勝での自己ベスト更新に意欲を滲ませた。 桐生の200メートルの自己ベストは高校3年生の時に高校総体近畿予選で出した20秒41。

 3月のテキサス・リレー男子100メートルで追い風参考(3・3メートル)ながら、電気計時では日本人初となる9秒87を記録した桐生は、19日の100メートルにも出場予定。日本人初の公認9秒台の期待が懸かっている。

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