スポーツくじ拡大なら非予想系 議連、4月から検討へ
超党派のスポーツ議員連盟は27日の会合でスポーツ振興くじの制度改正について協議し、サッカーに限定しているくじの対象を他のプロスポーツに広げる場合、八百長防止のため、コンピューターが無作為に勝敗を選ぶ「非予想系くじ」での実施が望ましいとの意見で一致した。プロ野球などが候補となる見通しで、4月中旬から本格的に検討を開始する。
現在、スポーツ振興くじは購入者が試合結果を予想する「予想系」と、「ビッグ」の名称で販売されている非予想系がある。遠藤利明幹事長は「不正行為が一切できないビッグ方式なら、競技団体の理解も得られる」と述べた。