追手門学院大、水野総監督が退任 アメフット、コーチが不適切言動

 追手門学院大は4日、アメリカンフットボール部の水野弥一総監督(74)が31日付で退任すると発表した。水野氏が人選したコーチ2人が部員に「学生の人権を侵害するような不適切な言動があった」(大学側)として来年度の契約を更新しないことを決定。水野氏が「強化方針に一致しないところがある」と退くことになった。

 大学によると、コーチは昨年9月ごろから練習中に特定の部員数人に対し、複数回にわたり身体的に差別するような言葉を浴びせた。昨年12月下旬に部員から大学に申し出があり、調査で判明した。

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