大阪府東大阪市は26日、同市にある「近鉄花園ラグビー場」の土地を、近畿日本鉄道から45億790万円で購入することで大筋合意したと明らかにした。施設は来月16日市に無償譲渡されることが、既に決まっている。
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催都市に、同市は昨年10月立候補。来月2日、開催地の一つに選ばれれば、耐震化や夜間照明の設置など、本格的な会場整備を始める予定だ。
市や近鉄によると、市が購入する土地は約7万平方メートル。購入費用の3分の1は国の社会資本整備総合交付金で賄い、残りは市が支払う。