羽生の状態「大きな進展はない」

 1月末に右足を捻挫したフィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(20)=ANA=の状態について、日本スケート連盟の小林芳子フィギュア部長は19日、「昨日、今日と連絡をとり、回復には向かっているが、大きな進展はない状態」と明かした。

 小林部長は先週、四大陸選手権が行われていたソウルで対応した際「今は練習を控えて安静にしている。様子を見ながら再開したい」と話していた。

 連覇の懸かる3月の世界選手権については変わらず出場に意欲を見せており、小林部長も「まだ時間はある」と話した。羽生は国内に滞在しており、練習拠点のあるカナダ、トロントに行くかどうかは未定という。

 羽生は今季、11月の中国杯でフリー直前の6分間練習中に他の選手と衝突し、流血した頭部、下顎、腹部、左太ももの挫傷、右足捻挫の計5カ所を負傷した。その後、早期復帰を果たし、GPファイナル、全日本選手権を制したが、全日本後に12月上旬から腹痛を抱えていたことを明かし、精密検査の結果、尿膜管遺残症で2週間の入院、1カ月の加療が必要と診断され、1月中旬から練習を再開したばかりだった。

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