村上 日本勢最上位4位も涙
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(14日、ソウル)
欧州以外の各国・地域が参加する四大陸選手権の男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)6位の村上大介(24)=陽進堂=がフリー173・61点、合計256・47点で日本選手最上位の4位に入った。
初めてのシニア国際大会で最終滑走。村上はすべての力を出し切ると、最後はリンクに倒れ込んだ。冒頭の4回転サルコーを成功させるなど、ほぼ完ぺきな演技を披露したが、あと一歩で表彰台を逃した。
満足感と敗北感。「表彰台に乗れるかと思ったが、台から落ちてすごく悔しい。ノーミスの演技はすごくうれしいが、表彰台に乗れなかったので…。4回転ジャンプを2回跳びましたが、来年は3回、4回入れないと争っていけないと思った」。村上は涙ぐみながらも、早くも次の戦いへ考えをめぐらせた。
ソチ五輪銅メダルでSP1位のデニス・テン(21)=カザフスタン=が191・85点をマークし、合計289・46点で優勝。SP2位の宇野昌磨(17)=中京大中京高=はフリー167・55点、合計256・45点で5位、昨年の覇者でSP4位の無良崇人(24)=HIROTA=は7位だった。