バスケ・岡田 大量自由契約に「憤り」

 旧運営会社の経営難からリーグの管理下に置かれているバスケットボール男子ナショナルリーグのつくばロボッツを他の10選手と共に自由契約になった元日本代表・岡田勇介(30)が2日、ツイッターで「バスケ界の危機」を訴えた。

 昨年設立された日本バスケットボール選手会の初代会長を務めている岡田は、1日に臨時理事会を開催したあと「明け方まで選手会の仕事に専念していた」という。

 そして一夜明けた2日、ツイッターで「つくばロボッツの件でお騒がせしています」と切り出し「この件で沈黙しているつもりはさらさら無いので、時期がくれば全てお話したいとは思っています」と覚悟を示した。

 自分を含む11選手が大量自由契約に至った事情はまだ明かさないが「大変大きな憤りを感じています」と怒りを表した。

 その上で「一チームの問題というよりは、NBL全体の問題と捉えて良いと思います。そして、FIBA問題にも密接に関連すると考えています」と、日本が国際連盟(FIBA)から国際試合出場を禁止された問題と無関係ではないことを示唆し、「今、日本のバスケ界は本当に危機的な状況だということです」と強調した。

 岡田は「僕は心からバスケットを愛し、常に本気でバスケットに向き合っています」とバスケ愛を語り「つくばロボッツを運営する新法人とその株主、利害関係者がバスケットボールに対して本気で向き合ってくれることを切に願います」と訴えかけた。

 ナショナルリーグは1日、つくば所属の大量11選手の自由契約を発表。残る4選手では試合ができないためチーム存続が危ぶまれる事態となっている。つくばはリーグ戦開幕から16連敗中。

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