錦織4強 初ATPファイナル決めた

 男子テニス、世界ランク7位の錦織圭(24=日清食品)が31日、出場中のATPツアー、マスターズ・パリ大会で準決勝進出を果たし、今季最終戦で年間ランク上位者8人のみが出場できるATPツアー・ファイナルズの初出場を決めた。アジア出身選手としても初の快挙。

 第4シードで世界ランク6位のダビド・フェレール(スペイン)を相手に3-6、7-6、6-4とフルセットの末に逆転勝利を収めた。準決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

 ATPツアー・ファイナルズには今季ポイントの上位8位が出場できるが、3位のラファエル・ナダル(スペイン)が虫垂炎の手術を受けるため欠場。上位から順にジョコビッチ、ロジャー・フェデラー(スイス)、スタニスラス・ワウリンカ(スイス)、錦織圭、アンディー・マレー(イギリス)、トマーシュ・ベルディハ(チェコ)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、マリン・チリッチ(クロアチア)が出場する。

 スカパー!などにチャンネルを持つGAORAがATPツアー全試合生中継を発表するなど、日本国内での注目も高まっている。

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