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競泳・冨田追放で青木団長が謝罪

2014年9月27日

冨田の選手団追放について会見する日本選手団の青木団長(左)と柳谷総務担当(中央)=仁川市内

冨田の選手団追放について会見する日本選手団の青木団長(左)と柳谷総務担当(中央)=仁川市内

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 柳谷総務担当が警察でビデオを確認した結果、盗んだ瞬間などははっきりと確認はできなかったが、水泳連盟のTシャツ姿の冨田の顔が付近を歩く姿などが映っており、任意同行され、冨田は事実を認めた。

 韓国の聯合ニュースによると、冨田は警察の事情聴取で「カメラを見た瞬間、非常に欲しくなった」と供述したという。現地メディアによると、盗まれたカメラは800万ウォン(日本円で約84万円)相当。選手村で見つかったという。冨田は警察署で被害者と対面し、謝罪と握手を交わしたが、被害者は「会社の備品なので、会社が判断すると思う」と、話しているという。

 競泳チームは27日に帰国するが、冨田は警察、検察判断が出るまで韓国に留まる。現在は選手村におり、面談した関係者によれば「選手村に帰ってきた時に『すいません』という言葉があった。自分でも驚いているのか、あっけにとられているような様子。ポカンとしている」という。選手団追放に伴い、冨田の今大会の100メートル平泳ぎでの4位の成績は抹消される。また、帰国の際の費用は自費になるという。

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