真央が休養、連盟は復帰に期待も
フィギュアスケートの浅田真央(23)=中京大=が19日、都内で行われた記者会見で来季の休養を表明した。
発表を受けて、対応した日本スケート連盟の小林芳子フィギュア部長は「強化部として特別相談やお話は受けていない。本人の決断に任せたい」と、話した。
伊東秀仁フィギュア委員長も「正式な連絡はきていない」とした上で「引退するわけじゃないし、これから気持ちを整理するんだと思う。リフレッシュして戻ってこれたら」と“復帰”に期待を込めた。
安藤美姫、鈴木明子の引退に加え、真央の休養と、一時代を築いてきた日本女子フィギュアがターニングポイントを迎えたが、伊東委員長は「村上(佳菜子)もいるし、宮原(知子)もいる。ジュニアもロシアが目立っているが、レベルはそんなに低くない。ノービスからも上がってくる。今後何年か掛けて、作っていかないといけない」と、話した。
今後は浅田サイドとの話し合いとなるが、1年間試合に出ない場合は来シーズンの強化指定選手からは外れる見込み。