ソフトバンク連勝 内川が全2打点
「ソフトバンク2-1ロッテ」(30日、ヤフオクドーム)
首位・ソフトバンクが連勝でカード勝ち越し。貯金は今季最多の29となった。
0-1の初回2死一塁から内川の右越え適時二塁打で同点。三回も2死二塁から内川の右前適時打で1点を勝ち越した。
今季初先発の岩崎は6回2/3、3安打1失点で2勝目。五十嵐、スアレス、サファテとつないで1点差を守りきった。
2位・ロッテは連敗でソフトバンクとは8・5ゲーム差に。初回2死一塁からデスパイネの左線適時二塁打で1点を先制したが逆転された。先発・唐川は6回2/3、6安打2失点で4敗目(2勝)。
前日の4安打に続き、3安打2打点の内川は、通算300二塁打も達成。お立ち台では「(300二塁打は)ここを目標にしてきたわけではないが、関係者や裏方さんからは『早よ打てよ』と言われてきた。いざ打ってみたら花束が出てこなかった(場内笑い)。(延長サヨナラの)昨日は劇的だったが、今日は早く点を入れたかった。岩崎は中継ぎで堂々と投げていた。今季初先発で120球を投げられるのはすごいこと。いくら貯金が増えようが、優勝するまでは意味がないので勝ち続けたい。明日から7月、いい流れをつなげていきたい。上位チーム(日本ハム3連戦)には勝たなきゃいけない」と語った。
投のヒーロー・岩崎は「(1年ぶりの先発に)まっさらなマウンドは気持ちよかった、中継ぎでいい感じだったので、先発だからといって変えるのではなく、途中でバテてもいいと思って投げた。細川さんが引っ張ってくれ、内野手が声をかけてくれ、やっぱり内川さんが打ってくれた。(千葉県出身同士で同期・唐川との対戦は)あまり意識がない。戦うのは相手打線。最後はイニングを投げきれなかった。次回は任されたイニングを投げきりたい」と謙虚に話した。