「高校野球・北北海道大会・十勝支部予選Bブロック2回戦、江陵6-1帯広大谷」(29日、帯広の森野球場)
今秋ドラフト候補の最速150キロ左腕、江陵・古谷優人投手(3年)が大会初登板し、4安打1失点で完投。チームを支部代表決定戦に導いた。
制球にやや苦しむ場面もあったが、140キロ台後半の直球は威力十分。スライダーもさえて5三振を奪い、シード校の打線を封じた。「スライダーはカウントも取れたし、ウイニングショットにも使えた。今日の課題を修正して、次に臨みたい」と、落ち着いて振り返った。
ネット裏には、11球団のスカウトが集結。古谷のピッチングに熱視線を送った。