オリ 沖縄で福良監督に誕生日星贈る
「オリックス3-2楽天」(28日、沖縄セルラースタジアム那覇)
リーグ最下位のオリックスが、5位の楽天に競り勝ち、ゲーム差を3に縮めた。連敗も6でストップ。
パ・リーグの公式戦としては、1962年以来、54年ぶりとなった一戦は、沖縄・興南出身の大城が三回、1死一、三塁から左犠飛を放ち、1点を先制。
四回には四球の西野に続き、糸井が左前打を放ち、無死一、三塁として、重盗を敢行し、追加点を奪った。1点差とされた六回には糸井が適時打を放った。
守っては二遊間で5つの失策を犯して幾度ものピンチを招いたが、7回を5安打1失点の先発・西ら投手陣が踏ん張り、福良監督の56歳の誕生日を白星で飾った。
9三振を奪い、3勝目(8敗)を挙げた西は「沖縄、暑くてバテました。監督の誕生日だったので、ウイニングボール渡したくて」と笑顔で振り返った。
故郷に錦を飾る一打に大城は「大きな声援が聞こえたので力になりました。ヒットになってほしかったけど。(三回の場面は)先制点がほしかったので、なんとかしたかった」と話していた。
楽天は九回無死二塁の同点機を逸するなど、好機にあと一本が出なかった。