巨人・内海九回に…勝利も完投ならず

DeNA打線相手に力投する巨人先発・内海哲也=横浜(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA4-9巨人」(26日、横浜スタジアム)

 巨人・先発の内海哲也投手(34)が最大9点のリードを受けたが、九回に思わぬピンチを招き、2014年9月12日のDeNA戦以来、653日ぶりとなる完投勝利を逃した。試合には勝利し3勝目(2敗)。巨人はDeNAを抜き、単独2位に浮上した。

 序盤からギャレットの3打席連続本塁打(10号3ラン、11号ソロ、12号3ラン)、村田の7号ソロなどで援護を受けた。8回まで1失点の内海は九回もマウンドに立ったが、落とし穴が待っていた。

 先頭の倉本が安打を許し、松本に死球を与えて無死一、二塁。続く関根の打球はぼてぼてのゴロだったが、捕球した一塁の阿部がグラウンドに足を取られて内野安打に。無死満塁となったところで高橋監督が笑みを浮かべながらベンチを出て、球審に沢村への交代を告げた。

 しゃがみこみ悔しさをあらわにした内海。試合は後を受けた沢村が2本の適時打と犠飛で3失点したものの、試合を締めくくった。

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