中日、貯金1で交流戦へ ビシエド14号

 「中日6-1ヤクルト」(29日、ナゴヤドーム)

 中日が貯金1とし、2位に浮上した。初回、ナニータの左前適時打で先制すると、三回にはナニータの2号ソロなどで2点を追加。3-1の七回にはビシエドが、14日の広島戦以来となる14号3ランを放ち、突き放した。

 先発の吉見は5回2/3を3安打1失点で今季2勝目(1敗)を挙げた。六回途中から小川、祖父江、福谷、岡田とつなぎ、ヤクルト打線を封じた。

 お立ち台に立ったナニータは「練習の成果が出たし、(ヤクルトとの)3連戦で2勝できたのはよかった。コーチのおかげ、皆さんの声援のおかげです」と感謝。ビシエドは「久しぶりのホームランで、とてもうれしい」と振り返った。

 谷繁監督は、貯金1で交流戦を迎えることに「最低限のところで踏ん張れたんで、交流戦は何とか1つでも多く勝ち越せるようにやっていきたい」と意気込みを語った。

 ヤクルトは先発のドラフト1位・原樹が6回3失点で5敗目(2勝)を喫した。打線は6安打1得点と不発だった。

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