ソフト・今宮 サイクル安打にリーチ

 「ソフトバンク-オリックス」(26日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの今宮が同点の四回、貴重な勝ち越し弾を放った。

 規定打席到達の中では、この試合前まで打率・190でリーグ最下位と不振を極めていた今宮は「9番・遊撃」で先発出場。

 二回の第1打席でオリックス先発の金子から右前打を放つと、四回2死走者なしの場面で迎えた第2打席では、金子からの高めの142キロ直球を左翼席へと運んだ。同点とされた直後の3号ソロで、球場の空気を一変させた。

 火の着いたバットはそれだけで止まらない。三度同点の3-3で迎えた六回にも、2死二塁から金子の直球をフルスイング。右中間の真ん中を破る適時打が三塁打となり、3打3安打でサイクル安打にリーチをかけた。

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