日本ハム・大谷が4試合連続弾

 「日本ハム6-2オリックス」(11日、東京ドーム)

 日本ハムの大谷翔平投手が自身初となる4試合連続本塁打を放った。

 2点リードの三回無死一塁で、オリックス先発、東明が内角を狙って投じた初球の142キロの直球が真ん中に入ったのを見逃さず、フルスイング。高い放物線を描いた打球は左翼席最前列へと吸い込まれた。初回には中田が先制の5号2ランを放ち、“平成のON砲”が大暴れした。

 早くも7号となる2ランに大谷は「ラッキーですね。東京ドームじゃなければ入っていなかったんじゃないですかね。でも、中田さんが先頭で出てくれたので、それが大きかったと思います」とコメント。

 打者としては4、5日のソフトバンク戦から、10日のオリックス戦に続く4連発。投手としては8日の西武戦に先発して負け投手となったが、バットは絶好調をキープしている。

 「去年が悪すぎただけで、今は普通の状態だよ」と信頼を置く栗山監督の期待に応える見事な一打となった。

 なお、日本ハムの球団記録は大杉勝男の6試合連続。日本記録は王貞治(巨人)、ランディ・バース(阪神)の7試合。

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