「ソフトバンク－楽天」（６日、ヤフオクドーム）

　楽天が伏兵の一発攻撃で逆転に成功した。

　初回に柳田の適時打で１点を先制されたが、三回に２番に入った聖沢が２死走者なしから、ソフトバンク先発の中田の１３８キロ直球をフルスイング。打球は右翼スタンドへと吸い込まれ、１号ソロで同点とした。

　五回には先頭の島内が同じく中田の内角低めの厳しいコースに来た１４１キロ直球をうまく振り抜くと、今度も右翼席に入る１号ソロ弾。１点を勝ち越し、昨年ともに０本塁打の２人が２年ぶりの一発を放ち、先発の則本を援護した。

　同点弾の聖沢は「ヤフオクドームでは初めてだし、２年ぶりのホームランなのでうれしい。則本が頑張っているので、早めに追いつけて良かったです」とコメントした。