ヤクルト 先発の石川が誤算
「DeNA4-2ヤクルト」(5日、横浜スタジアム)
ヤクルトは先発した石川の不調が、誤算だった。4回を7安打4失点で4敗目を喫し、チームは勝率5割復帰に失敗した。
左腕エースは、初回につまずいた。1死二塁から3年ぶりのボークを記録して三塁とピンチを広げ、二ゴロ野選で先制点を献上。さらに本盗で追加点を許した。ベテランは修正もできずに、早期降板。「先に点を与えてしまい、申し訳ないです」と反省した。
前回4月29日の巨人戦は九回途中1失点と好投し白星をつかんだが、開幕当初から好不調の波が激しい。真中監督は「悪い方の石川だった。自分のペースになれなかった」と渋い顔だった。
石川は「(結果の)いい、悪いが続いている。結果で示すしかない」とリベンジを誓った。