ソフトバンク・松田が延長十回に決勝弾

 「日本ハム4-5ソフトバンク」(3日、札幌ドーム)

 ソフトバンクの松田が延長十回、左翼スタンドへ4号勝ち越しソロを放ち、首位を堅守した。九回2死満塁のピンチで中田を空振り三振に仕留めた寺原が今季初勝利を挙げた。

 打線は4点ビハインドの八回に内川、松田の適時打で1点差とし、九回にも内川が2死一、三塁で、日本ハムの守護神、増井から右前へ同点適時打を放ち、延長に入った。

 日本ハムは初回、浅間が左越えにプロ初本塁打となる先頭打者アーチで先制。二回にはレアードが左越え6号ソロ。3点リードの七回には再びレアードが左中間に7号ソロを運んだ。先発有原は7回1/3を3失点も後続が打たれ、4勝目はならず。

 デビュー連勝記録がかかっていたソフトバンクの先発、バンデンハークは7回4失点で降板も、打線が同点に追いつき、黒星はつかず、次回登板に記録更新がかかる。

 3安打2打点の松田は「(4月10日以来)久しぶりのホームランだったので僕自身もうれしかった。感覚を忘れてしまうので大事なところで打てて良かった。バンデン(ハーク)に負けを付けたくないという雰囲気がベンチにあるので良かった」と振り返った。

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