大阪桐蔭、5回コールド リベンジ果たす

ベンチから戦況を見つめる大阪桐蔭・西谷監督=大体大浪商G
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 「春季高校野球大阪大会・4回戦 大阪桐蔭14-2大阪偕星学園(5回コールド)」(3日・大体大浪商G)

 今春のセンバツに出場した大阪桐蔭が、猛打で大阪偕星学園を圧倒。昨夏の準々決勝で苦杯をなめた相手にリベンジを果たした。

 初回、中山の先頭打者アーチで打線に火が付くと、ゲームセットまで攻撃の手を緩めなかった。四回までに積み上げた14得点。腰の状態が思わしくなくエース・高山優希投手(3年)を欠く中で、野手陣が奮起した。

 それでも西谷浩一監督(46)は「春の大会は新しいメンバーを使っていますけど、古寺や越智、松山がケガをしている。彼らが戻ってきて競争してどうなるか」と手綱を緩めない。春の課題を問われると「全部です。夏に向けてすべての面でレベルアップしていかないと。高山がいない中で、10点取られたら野手が11点取り返すようなね」と語る。

 センバツでは優勝候補に挙げられながらも打線の奮起がなく、2回戦で木更津総合に敗れた。今大会は4回戦までに近大泉州など強豪とぶつかりながらも、打線の力で突破してきた。「毎試合、いい投手と当たらせてもらっている。しっかりやっていきたい」と西谷監督。2年ぶりの夏へ、着々と打線の強化を進めている。

 またドラフト候補の高山については「最近、ようやくブルペンで投げられるようになってきた。彼はナイーブなんで慎重になったりしてますけど。(5月末くらいに)実戦で投げられるようになってくれれば」と語っていた。

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