センバツ出場の常総学院が4強入り
「高校野球・春季茨城大会準々決勝、常総学院8-2藤代」(2日、水戸市民球場)
今春センバツに出場した常総学院が、地力の高さを見せて快勝。準決勝に進出した。
先発した倉田希投手(3年)が七回途中1失点。今大会は背番号1を付ける右腕が試合を作ると、打線も1番・有村恒汰内野手(3年)が4安打を放つなど15安打。先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ねた。
今大会は大黒柱のドラフト候補左腕・鈴木昭汰投手(3年)が故障でメンバー外。投手力の底上げが春のテーマだけに、佐々木力監督は「力がある打線の中軸を、途中までは寄せ付けなかった。非常に自信になったのでは。投げっぷりも良くなってきた」と、倉田の投球を喜んだ。