代打逆転2ランのヤク・飯原「幸せ」

7回ヤクルト1死二塁、左越えに代打逆転2ランを放つヤクルト・飯原誉士=神宮(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト4-3巨人」(30日、神宮球場)

 ヤクルトは逆転勝ちで、連勝を3に伸ばした。2-3の七回、代打・飯原が、巨人2番手・山口から左翼席に今季1号の逆転2ランを放ち、試合を決めた。

 お立ち台に立った飯原は「すごく久しぶりなので感動しています」と、感無量の表情。無死二塁から、山口の低めの変化球を、技ありのバッティングで左翼席最前列に運んだ。「まさか入るとは思いませんでした」と振り返る一打だった。

 今年はプロ11年目の33歳。2010年には15本塁打を放った実績があるが、昨季はプロ入りしてから最少の18試合の出場にとどまり、打率・219、本塁打ゼロに終わった。しかし今季は27日に出場選手登録されると、代打で2打数2安打、1本塁打の活躍だ。

 2年ぶりの本塁打に「最高です」と喜びをかみ締めた。そして「ここに立てて幸せです。何て言っていいか分からないぐらい、うれしいです」と声を詰まらせた。

 チームは3連勝で、借金は2に減った。勝利の立役者は「今年のゴールデンウイークはスワローズのゴールデンウイークにします!」とファンに宣言した。

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