創価大の田中正義が先発も二回で降板

 「東京新大学野球、共栄大5-2創価大」(23日、さいたま市川通公園)

 今秋ドラフトの目玉、創価大の田中正義投手(4年・創価)が先発したが、右手中指の爪が割れるアクシデントにより、二回で降板した。

 初回2死二塁は、147キロの直球で空振り三振を奪ってピンチを脱出。二回にも2死一塁とされながら、変化球で空振り三振に仕留めた。しかし、三回のマウンドには登らず、池田隆英投手(4年・創価)と交代。2回2安打無失点、2奪三振だった。

 チームは延長十回タイブレークの末に敗戦。試合前のブルペン投球の際、つめを傷めたという田中は「中途半端なことをしてしまった。非常に申し訳ない」と険しい表情。「血が出てきて、痛みが気になって思うように投げられない状態になった」と、自ら降板を申し出たことを明かした。

 田中は2月上旬に右肩の違和感を訴えて調整が遅れ、3月の侍ジャパンの強化試合・台湾戦への招集が見送られた。今月5日の開幕戦・杏林大戦は、3失点完投勝利を挙げていた。

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