専大が先勝、初スタメン池間攻守で活躍

 「東都大学野球、専大6-1日大」(20日、神宮球場)

 専大が先勝した。初スタメンのルーキー、池間誉人内野手(1年・糸満)が適時三塁打を含む3安打1打点。さらに守備でもチームをもり立てた。

 「1番・遊撃」で先発出場。初回の左前打で勢いに乗ると、三回は右翼線二塁打。八回2死一塁の場面では、左翼への適時三塁打を放った。

 4点リードの八回の守備では、1死満塁から抜ければ中前適時打という二遊間のゴロに飛びつき、遊ゴロ併殺に。広い守備範囲を生かした美技で、相手に流れを渡さなかった。

 今季は開幕から途中出場した3試合ですべて安打を記録。結果を残してつかんだ初スタメンで期待に応え「先輩に気楽に行けと言われていた。1年生らしくできたかな」と、柔和な笑みを浮かべた。

 沖縄・宮古島出身。糸満では昨春の甲子園に出場した。「寒いのは苦手。暖かくなってくると体も動きます」という1年生の切り込み隊長。ますます頼もしい存在となりそうだ。

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