明大に今春入学する大分商の最速１４８キロ右腕・森下暢仁投手が６日、東京都府中市の同大合宿所に入寮した。

　甲子園では未登板ながら昨夏に高校日本代表入り。Ｕ－１８ワールドカップでは、伸びのある直球と抜群の制球力を武器に３試合で１０回無失点と好投し、準優勝に貢献した。

　初めての寮生活を前に「不安だらけ。まずは環境に慣れたい」と苦笑する一方で、体幹トレーニングなどで昨夏から体重は３キロ増の７１キロ。しっかりと体作りを進めており「１年春から出るぐらいのつもりで。やる気で来ています」と意気込んだ。

　プロ入りした高校日本代表のチームメートも多かった中で進学を選択。４年後の再会を目指し「常時１５０キロぐらい出る投手になりたい。投げた試合は勝てる、チームに貢献できる投手になりたい」と、大学球界のエースへの成長を誓った。