米大リーグ挑戦のため、11月に今季取得した海外FA権を行使した松田宣浩内野手(32)が移籍を断念し、ソフトバンクに残留することが24日、関係者の話で分かった。同日、発表される予定。ソフトバンクは推定で4年総額16億円を軸に再契約する方針。松田は「メジャーに挑戦できるのか、確かめるのは今しかない」と米球団と残留の二者択一で熟慮していた。
関係者によると、複数の米球団がメジャー契約を検討し、松田側はパドレスと交渉を進めていたが、正式なオファーには至らなかったという。
松田は勝負強い打撃が持ち味で今季はシーズン自己最多の35本塁打、94打点をマークした。