ヤク・バーネット 交渉期限切れも継続

 ヤクルトからポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指していたトニー・バーネット投手(32)が、同システムの交渉期限が切れた後も、メジャー球団と交渉を継続することが7日、分かった。同投手の代理人を務める団野村氏が本紙の取材に対して明言した。

 ヤクルトに譲渡金50万ドル(約6100万円)が入る設定だった同システムの交渉期限は、この日午前7時(米東部時間6日午後5時)だった。団野村氏は30日間の交渉期間内に合意できなったことを明かしながらも「現在はメジャー6球団と交渉している。前向きな話し合いができている」と手応え。「球団(ヤクルト)からは交渉継続の許可を出していただいている。年内の合意に向けて交渉を進めていきたい」と話した。

 今オフのメジャーの市場は先発投手に比べて中継ぎ投手の動きが鈍い。8日から大リーグ関係者や代理人らが一堂に会するウインターミーティングが始まる。インディアンス、パイレーツ、パドレス、マリナーズなど、リリーフ投手を補強したい球団は多い。

 バーネットはメジャー経験はなく、2010年に来日。2年目にリリーフに転向し、12年に33セーブでリーグ最多セーブ。今季は41セーブで2度目のタイトルを手にし、チームのリーグ優勝に貢献した。団野村氏は「本人にチームや場所にこだわりはない。一番いい条件で投げられる球団を探したい」と話した。

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