楽天は２７日、ケニー・レイ投手（４１）、キャム・ミコライオ投手（３１）、ゼラス・ウィーラー内野手（２８）と契約を更新したことを発表した。年俸はレイが１５００万円、ミコライオが１億５０００万円、ウィーラーが４０００万円。（金額は推定）

　レイは今季５勝７敗に終わったが、４０代では史上初となる開幕４戦４勝をマーク。シーズン中盤には中継ぎにも回るなどフル回転の働きを見せた。ミコライオはシーズン前に椎間板ヘルニアで戦線離脱。１軍での登板はなかったが日本での実績は十分で、中継ぎとして戦力になると判断。ウィーラーはシーズン中盤までは不振を極め、４度の２軍降格を経験したが８月後半から復調。９月以降は８本塁打を放つなど、終盤になって日本の野球に適応した。

　この日が４１歳の誕生日のレイは「来季もまたプレーできる機会を与えていただき本当にうれしく思います。もう一度、日本一を勝ち取るために私の持てる力をすべて出し切り、チームのために貢献したい」とコメント。ミコライオは「来季は体を万全の状態に回復させ、勝利へつながる投球ができるように努力したい」と復活へ意欲を見せ、ウィーラーは「良いシーズンにできるように頑張りたい。素晴らしいファンの皆様との再会も楽しみにしています」と活躍を誓った。