楽天、嶋が残留表明 「悔しい思い晴らしたい」
楽天の嶋基宏捕手が30日、今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留する意向を表明した。チームは2年連続パ・リーグ最下位に沈んでおり「苦しい、悔いが残るシーズンだった。その思いを晴らしたい」と話した。
星野元監督が球団副会長に就いたことも残留への後押しになったという。梨田新監督も就任し「新しい環境でプレーしたいと思ったし、もう一度東北の方々と優勝を味わいたい」と決意を語った。安部井チーム統括本部長は「非常にいいニュース」と喜んだ。
また、同じく海外FA権を取得した青山浩二投手は残留交渉をしたが、態度を保留した。