明大が延長戦で敗れてVお預け

 「東京六大学野球、法大2-1明大」(26日・神宮)

 2季ぶりのリーグ制覇に王手をかけていた明大が延長戦で敗れ、優勝の行方は31日からの早慶戦に持ち越された。

 1点を追う五回、阪神にドラフト2位指名された8番・坂本誠志郎捕手(4年・履正社)が無死から右中間への二塁打で出塁すると、1死三塁から代打・宮崎新内野手(2年・履正社)が左犠飛を放ち同点とする。

 四回から救援した2番手の柳裕也投手(3年・横浜)は10回13奪三振の力投。しかし、延長十三回に1死三塁のピンチを招くと、決勝のスクイズを決められ、万事休した。

 「残念ですけど、勝たせられなかったのは私の責任」と善波達也監督。坂本も「キャプテンとして、勝てる方向に持っていけなかったのが悔しいし、情けない」と唇をかんだ。

 阪神にドラフト1位指名された高山俊外野手(4年・日大三)は、右手有鈎骨(ゆうこうこつ)骨折の手術のため、ベンチ入りしなかった。

 この結果を受けて、明大、早大、慶大の3校に優勝の可能性が残った。早慶戦で早大が勝ち点を取れば早大の優勝、慶大が2勝1敗の場合は明大の優勝、慶大が2連勝した場合は慶大と明大のプレーオフで優勝を決める。

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