土佐が小豆島破り23年ぶり4強入り
「秋季高校野球四国大会・準々決勝、土佐4-3小豆島」(25日、アグリあなんスタジアム)
土佐が小豆島を下し、23年ぶりの4強入りを決めた。
二回2死三塁から7番・楫(かじ)憲護捕手(2年)の左翼線二塁打で先制。直後の三回に同点に追いつかれたが、その裏に3安打などで2点を奪い勝ち越した。
背番号7の先発左腕・吉川周佑投手(2年)が4回4安打1失点の好投。五回からマウンドに上がった背番号10の右腕・尾崎玄唱投手(1年)も5回4安打2失点と踏ん張り、粘る小豆島打線を振り切った。西内一人監督(50)は「苦しい試合だったが、選手たちがよく粘った。競り合いをものにできて自信になる」と話した。
勝てば来春センバツ出場に当確ランプがともる31日の準決勝は、明徳義塾と高知県勢同士の対決。尾崎は「1球が大事になる。思い切り投げたい」と意気込んだ。