原監督、勇退「感謝の気持ちいっぱい」

退任会見を終え、花束を受け取り席を立つ巨人・原辰徳監督=東京・大手町の読売新聞社(撮影・吉澤敬太)
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 巨人・原辰徳監督(57)が19日、今季限りで勇退することが正式に決まった。大手町の読売新聞東京本社で球団の渡辺恒雄最高顧問(89)、白石興二郎オーナー(69)と会談し、球団側が辞任の申し入れを受理。原監督は会談後、同社内で会見を開いた。オレンジ色のネクタイを締め「長きにわたり、応援してくれたファン、スタッフ、選手に感謝の気持ちでいっぱいです」と、晴れ晴れとした表情で語った。

 CSファイナルSでヤクルトに敗戦後、球団側に辞任の意向を伝えた。06年から10年間にも及んだ原監督の“第2次政権”が終了。後任にはOBの江川卓氏、川相昌弘ヘッドコーチ、高橋由伸選手兼打撃コーチの名前が挙がっている。

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