【一問一答】原監督「ホッとしてます」

ファイナルS進出を決め、ファンの声援に応える巨人・原辰徳監督=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「セCSファーストS・第3戦、巨人3-1阪神」(12日、東京ドーム)

 巨人が逃げ切り対戦成績を2勝1敗とし、CSファイナルS進出を決めた。

 初回に阿部の犠飛で先制。六回には阿部の右前適時打などで2点を加えた。先発のポレダは七回途中1失点の好投。救援陣も踏ん張り、九回は沢村が1死二、三塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜けた。ヤクルトとのファイナルSは14日から神宮で開幕する。

 巨人・原監督の試合後インタビュー一問一答は次の通り。

 -ファイナルステージ進出を決めた。

 「1勝1敗という緊張感の中で、勝利することができたということに対してはホッとしていますね」

 -ポレダについて。

 「きょうは安定感がありました。球数も非常に少なかったし、先発ピッチャーとして素晴らしいピッチングをしてくれました」

 -七回、福留にホームランを打たれて交代。あの場面の決断は。

 「福留を抑えても代えようという選択肢もありました。そういう意味ではあのホームランというものが、逆にヨシッという形でマシソンを投入しました」

 -追加点がほしいところで阿部が適時打。

 「それはもちろん大きいし、技術プラス気持ちがヒットにしたのかなと。先制のときも簡単に見えそうですけど、追い込まれながらスライダーをセンターに犠牲フライを打った。これも見事。立岡の見事な3ベースもね。みんながどこかに不安というものがありながら勝負に挑んだと思うんですけど、勇気を出させた一振り。見事だったと思います」

 -坂本も暴投で本塁へ突っ込む好走塁を見せた。

 「見事ですね。やっぱり気合というか魂というか、そういうものは非常に大事だなと。何回も何回も勝負を戦う上で、それは感じますね」

 -試合後には和田監督のもとへ行き、握手した。

 「監督同士といいますか、何かねぎらうというと失礼ですが、たたえたかったというところですね。いろんな勝負をやってきましたし、お辞めになるという中でいろいろありがとう、ご苦労さまというところですね」

 -ファイナルステージへ向けて。

 「今までの中では予定通りの形で、あさってから試合ができると。思い切っていきたいと思います」

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