明大高山が通算128安打の新記録

 「東京六大学野球、明大2-1東大」(10日、神宮)

 今秋ドラフト1位候補の明大・高山俊外野手(4年・日大三)が、通算128安打のリーグ新記録を樹立した。

 前カードの早大2回戦で、明大OBのDeNA・高田繁GMが持つ歴代1位の127安打に並んでいた高山は、第3打席まではニゴロ、四球、投ゴロと2打数無安打。しかし、七回先頭で迎えた第4打席の初球、この回から登板した東大の2番手・柴田のチェンジアップを捉え、左中間を破る三塁打で歴史を塗り替えた。

 「ピッチャーが代わったタイミングで切り替えて、もう1回スイッチを入れ直した。自分のことでファンの人が喜んでくれる姿を見て、うれしかった」。三塁ベース上では、手をたたいて感情を表した。その後、5番・佐野の左犠飛で決勝のホームを踏んだ。

 「この1本が東京六大学リーグとして新しい1本になるのは間違いない」と記録の重みをかみ締めた高山。それでも「優勝してこその記録だと思う。優勝を目指してやっていくと」と、浮かれることなくチームの勝利第一の姿勢を強調した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス