早実・清宮「五輪で日の丸背負いたい」

 「高校野球・秋季東京大会1回戦、早実4-3小平」(10日、八王子市民球場)

 今夏の甲子園ベスト4の早実が苦戦の末、延長十一回サヨナラ勝ちした。U-18日本代表チームの4番打者、早実のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手(16)は「3番・一塁」で先発出場。0-2とリードされた三回の第2打席で無死二塁から右中間最深部へ同点2ランを放った。

 清宮は試合後、野球が2020年東京五輪の追加候補種目に決定したことを受け、「日本一のスラッガーになってトップチームに入りたい」と、五輪出場を明確な目標に掲げた。

 今夏は1年生ながらU-18代表チームの主軸を任された。この日、本塁打による1安打のみの2打点に終わったことを振り返りながら「自分がもっと打っていれば。世界大会でも同じように結果が出せないと、苦しい試合になる」と二重に反省した。

 一方で5年後に野球での五輪出場が視界に入ってきたことには「(追加候補に)決まったと聞いた時にはワクワクし、絶対に(代表に)入ってやるぞという気持ちになった」と目を輝かせた。そして、「まだ先に高校野球があるけれど、結果を残していき、トップチームで日の丸を背負ってプレーしたい。(将来は)持ち味の長打力をもっともっと伸ばし、日本一のスラッガーになっていければ」と力強く宣言した。

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