いまやお宝!清宮のホームランボール

 「高校野球・秋季東京大会1回戦、早実4-3小平」(10日、八王子市民球場)

 夏全国ベスト4の早実が苦戦の末、延長十一回サヨナラ勝ち。U-18日本代表チームの4番打者、早実のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手(16)は「3番・一塁」で先発出場し、三回の第2打席で右中間最深部へ同点2ランを放った。試合中は東京都高校野球連盟の関係者が、外野の芝生席にいるファンが、清宮らのホームランボールを持ち帰らないように注意を払っていた。

 高校野球ではプロ野球と違い、ホームランやファウルでスタンドに入った打球は観客へのプレゼントとはならない。ボールを取りに来た関係者へ渡して返すのが慣例だ。

 いまやプロ野球選手のアーチ球よりも「お宝」的な意味合いが強い清宮のホームランボール。清宮は試合後、自身が今まで放ったホームラン球について「(全部は)もらっていませんが、甲子園で打ったボールはもらいました」と明かした。

 この日、複数の少年ファンが清宮が同点2ランを放った後に、バックスクリーン右の芝生席に陣取った。都高野連ではプレーに影響が出るからといって、右翼ポール際方向への移動を促していた。

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