楽天・小山、永井が引退セレモニー

 引退セレモニーでナインに胴上げされる楽天・永井=コボスタ宮城
2枚

 「楽天3-9ロッテ」(6日、コボスタ宮城)

 パ・リーグの今季最終戦は延長戦の末、すでに最下位が確定している楽天が83敗目を喫した。試合後には今季限りで引退する楽天の小山伸一郎投手、永井怜投手の引退セレモニーが行われた。

 スポットライトが2人を照らす中、まずは永井がマイクの前へ。「現役生活9年という短い選手生活でしたが、大して成績も残せず、皆さんにとって記録よりも記憶に残るような選手になっていたらうれしいです。これからはイーグルスのファンとして皆さんとイーグルスを応援したいと思います」とあいさつした。

 小山は「三重の田舎から出てきて19年、あっという間に駆け抜けた野球人生でした。故障なんか絶対にしないと思い、ずっと腕を振り続けてきました。でもやっぱり故障には勝てませんでした。きょう(二塁打を打たれ)見ていただいたように無理でしたよ(笑)」と笑みをうかべながらあいさつした。

 しかし「最後になりますが、きょう三重から来てくれている家族に…」と言ったところで涙があふれ出た。しばらく沈黙の後、「お父さん、お母さん、こんなに強い体に生んでくれてありがとうございました。あと…妻にも、こんなわがままで、だめな夫でしたけど、毎日元気で送り出してくれてありがとう」と家族に感謝した。

 そして「この夢の続きは2人の息子に託したいと思います。本当に19年間ありがとうございました。センキュー!!」と声を張り上げて締めくくった。

 あいさつ終了後には、両投手に家族から花束が贈られた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス