山田が65年ぶりトリプルスリー&100打点

 「巨人10-2ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 ヤクルトは今季最終戦を終え、山田哲人内野手(23)が02年の松井稼頭央(西武、現楽天)以来13年ぶり、史上9人目となるトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)を達成した。

 「3番・二塁」で先発したこの日は、六回に左翼スタンドへ38号2ランを放ち、自身初となる100打点まで達成した。4打数1安打で今季の通算成績を553打数182安打で打率・329、38本塁打、34盗塁とした。

 13年ぶり9人目の快挙に、自ら100打点で花を添えた山田は「トリプルスリーは個人的な目標としてあったが、100打点は想像もしていなかった数字。自分でも驚いています」とビックリ。トリプルスリー&100打点の達成は、1950年の別当薫(毎日)、岩本義行(松竹)以来、65年ぶりの快挙だ。ソフトバンクの柳田悠岐外野手(26)もトリプルスリー達成を確実にしており、現在99打点。

 過去のトリプルスリー達成者は以下の通り。

 1950年 別当  薫 毎日 ・335 43本塁打 34盗塁

       岩本 義行 松竹 ・319 39本塁打 34盗塁

   53年 中西  太 西鉄 ・314 36本塁打 36盗塁

   83年 簑田 浩二 阪急 ・312 32本塁打 35盗塁

   89年 秋山 幸二 西武 ・301 31本塁打 31盗塁

   95年 野村謙二郎 広島 ・315 32本塁打 30盗塁

 2000年 金本 知憲 広島 ・315 30本塁打 30盗塁

   02年 松井稼頭央 西武 ・332 36本塁打 33盗塁

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