明石商が決勝 32年ぶり近畿大会出場へ

 「高校野球秋季兵庫大会・準決勝、明石商4‐0加古川東」(3日、明石トーカロ)

 明石商の最速142キロ右腕、吉高壮投手(2年)が2安打完封。同校は32年ぶりにセンバツ出場校選考の重要資料となる秋季近畿大会への出場を決めた。4日に同球場で行われる決勝では、報徳学園と対戦する。

 アクシデントを乗り越えてのエースの完封劇だった。吉高は9月26日の準々決勝・社戦で右腕に死球を受けて途中交代していた。腫れのあった翌日から2日間はノースロー。「筋に当たったので少し痛かったが、もうまったく問題ない」と、この日の先発となった。

 序盤からコーナーをていねいにつく投球で、2安打6奪三振。「右足に体重が乗らずに上体だけで投げてしまい、変化球が抜けてしまった」と試合後は反省しきりだったが、「近畿(大会出場が)決まって気持ちは楽になった」と笑顔も見せた。

 決勝で対戦する報徳学園とは今夏の準々決勝で対戦し、1失点で完投勝ちした。この勝利で「自信ができた」と言うだけに、強豪を返り討ちにするつもりだ。

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