広島新庄・堀1安打完封で準決勝進出

 「高校野球秋季広島大会準々決勝 広島新庄3-0広陵」(20日、呉二河)

 夏の覇者で昨秋の覇者でもある広島新庄が、エース堀瑞輝(2年)の1安打16奪三振の圧巻投球で伝統校の広陵に完封勝ち、準決勝に進出した。

 19日の2回戦・呉商戦で15三振を奪い完封。連投に疲れを見せることもなく、キレのある直球と鋭い変化球を武器に、広陵打線を全く寄せ付けなかった。「今日は全部が良かった。完璧でした」と、胸を張った。

 攻撃陣は、三回に4番・小河虎之介(2年)の中越え三塁打で先制すると続く5番・古本幸希(2年)の右犠飛で加点。五回にも追加点を奪った。

 広島新庄がわかやま国体に出場するため、広島大会の準決勝以降の戦いは10月3、4日に延期されることも決まった。

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