清宮、自画自賛の場外弾で秋は2戦3発!早実コールド快勝

6回、場外への特大の3ランを放つ清宮幸太郎=上柚木公園野球場(撮影・田村亮介)
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 「高校野球・秋季東京大会1次予選3回戦、早実8-0保谷」(19日、上柚木公園球場)

 夏の甲子園で4強に入った早実の1年生スラッガー、清宮幸太郎内野手が「3番・一塁」で先発出場。六回の第4打席に右翼場外への3ランを放つなど、3打数2安打と活躍した。試合は早実が七回コールドで勝利し、秋季東京都大会本大会への進出を決めた。

 清宮は六回、1死二、三塁で、2ボールからの3球目、内寄りの球をはじき返した。本塁打は2試合連続で、高校通算18号となった。会心の当たりに試合後は「打った瞬間、行ったと思いました」とにっこり。「飛ばすことは自分の長所だと思っているので、今日は本当に自分の持ち味であるような打球が打てたんじゃないかと思います。(公式戦で)一番飛んだのかなと思います。今日の(打球)が一番好きですね」と充実感を漂わせた。

 直前の第3打席では、秋季大会で初の凡打となる中飛に倒れていたが、すぐさま「フォロースルーを大きくというのを心がけました。少しスライスしてバットに当たっていた感じだったので」と修正したという。ミートするポイントが体に近く、窮屈になってしまう欠点を直すためだという。

 他人にフォームをものまねされる時も「窮屈にまねされちゃう」と苦笑いした清宮は、「(本塁打は)しっかり前でさばけているので、芯に当たりますし、バットにも乗ってくれた」と手応えをつかんだ様子だった。高校で何本の本塁打を打ちたいかという質問にも「具体的な数字はないですけど、80本打てればいいかなと思います。試合数とかあるので、何とも言えないですけど。数字だけにこだわらずに、チームのために打てればいいなと思います」と率直に答えた。

 初回の第1打席は1死二塁の場面で、2球目の外寄りの直球を中前にはじき返す適時打で、先制点を挙げた。三回の第2打席は1死走者なしで四球を選んだ。

 守備では三回無死一塁の場面で、一、二塁間の打球を逆シングルでキャッチ。二塁へ送球し走者をアウトにする軽快な動きも見せた。

 秋季東京都大会は来春のセンバツにつながる大会。清宮は新チームで迎えた秋初戦の2回戦・東農大一戦では2打席連続本塁打を含む3打数3安打5打点と活躍した。

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