西武“屈辱の2年周期”…目の前で胴上げ

 「ソフトバンク5-3西武」(17日、ヤフオクドーム)

 西武がまたも“屈辱の2年周期”にはまってしまった。

 優勝へのマジックナンバーを1としていたソフトバンクに敗れ、目の前で胴上げを見せられる結果に。これで西武は、最後に優勝した08年以降、09、11、13、15年と、2年おきに目前で優勝を決められる形となってしまった。

 09年は日本ハムに、敵地・札幌ドームで延長十二回サヨナラ負け。11年は本拠地の西武ドームでソフトバンクに屈した。13年は、またも本拠地・西武ドームで楽天に敗れ、同球団のリーグ初制覇を見せつけられた。

 8月には史上最年少で月間MVPを獲得した先発のドラフト1位ルーキー・高橋光は、4回6安打3失点で無念のKO。「良い状態でマウンドに上がりましたが、ところどころ力みが出て、コントロールを悪くしてしまい打たれてしまいました」と肩を落とした。80~90年代には、20年で13度のリーグVを果たした西武だが、2000年以降は3度のみ。今年も4位ロッテと1・5ゲーム差ながら、この試合を落として自力CS進出が消滅するなど、苦戦が続いている。

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