日本5人の継投でキューバ打線完封

キューバ戦に先発し力投する小笠原慎之介=甲子園(撮影・山口 登)
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 「U-18W杯・スーパーラウンド、日本9-0キューバ」(5日、甲子園)

 日本はキューバ打線を5投手の継投でO封し、今大会全勝の8連勝を飾った。米国との決勝戦(6日、甲子園)へ弾みをつけた。

 今夏の甲子園を制した東海大相模のエース、151キロ左腕の小笠原慎之介(3年)が先発。初回に2三振を奪うなど2回をパーフェクトに抑えた。2番手の152キロ右腕、高橋純平投手(県岐阜商3年)は2回を1安打無失点。今秋のドラフト1位候補コンビがそろって貫禄の投球を見せた。

 8月30日・オーストラリア戦で6回1失点(自責点0)以来の登板となった小笠原は「体をうまく使えた。テンポはよかったと思う」と振り返った。また、高橋純は同26日、甲子園のナイターで行われた大学代表との壮行試合で登板していたが、この日はデーゲームで登板。「センバツのマウンドに近かった。懐かしいなと思った」と聖地の感触を再確認した様子だった。

 3番手以降の成田、高橋樹、森下も無失点に抑え、5人の継投で完勝。西谷浩一監督は「登板機会があいていたので」と話し、「(決勝は)みんなでつないでいく。全員スタンバイする」と総力戦で挑む意向だ。1次ラウンドで勝利した米国は「勢いがついて(大会)後半に仕上がっている。最大のライバルだと思っている」と警戒。あらためて気持ちを引き締めて大一番に挑む。

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