“リトル”が“ゴジラ”に並んだ

 「ソフトバンク5-6楽天」(4日、ヤフオク)

 楽天の松井稼頭央内野手が八回、中前打を放ち、日米通算2643本安打として元ヤンキースの松井秀喜氏に並んだ。

 2点を追う八回、先頭で打席に立ち、この回からマウンドに上がったソフトバンク2番手の森の初球、ストレートをたたき中前打。この回3得点を奪い、逆転する猛攻につなげた。日米通算2643安打は、日本人歴代5位タイ。

 松井秀喜氏に並んだことについて松井稼は「単純に比べられるものではない。まあ、(打者としてのタイプが違う)ヒデキさんですからねえ」とコメントした。

 松井稼はPL学園から1993年度のドラフト3位で西武に入団。高校時代は主に投手だったが、プロでは遊撃手としてスタートした。

 95年から1軍に定着すると、97年から03年まで7年連続で打率3割をマーク。02年には打率・332、36本塁打、33盗塁で、スイッチヒッターとしては球界初の“トリプルスリー”を達成した。

 04年からは米大リーグ・メッツに移籍。ロッキーズ、アストロズと渡り歩き、7年間で615安打を放った。11年から楽天で日本球界に復帰。昨季まで4年連続で100安打以上をマークした。

 96年には日米野球に出場し、18打数10安打5盗塁と大活躍。当時、日本の主砲だった松井秀喜氏になぞらえ、全米を率いたカブスのベーカー監督に「リトル・マツイ」と名付けられた。

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