清宮が中前打!日本が韓国突き放す

 「U-18W杯・スーパーラウンド、日本-韓国」(4日、甲子園)

 二回に5点を先制した日本が、五回に6点を奪って一気にリードを広げた。

 先頭の津田が四球で出塁。勝俣も四球で歩いて無死一、二塁とすると、4番・清宮が打席に入った。

 カウント1-1からの3球目だった。ボール気味の低めの球を中前へはじき返した。センターが打球をファンブルする間に、二塁走者・津田が生還。清宮の久々の安打に、スタンドには大歓声がわき起こった。

 その後、2死満塁から篠原が押し出し死球。さらに堀内の中前適時打に敵失も絡むなど、この回計6点を奪って突き放した。

 清宮は左膝違和感のため、8月31日のチェコ戦で途中交代。1日のメキシコ戦を欠場し、3日のカナダ戦で先発復帰したものの、3打数無安打2三振。今大会はこの試合前までで、15打数2安打と苦しんでいた。

 3日のカナダ戦後には「甲子園でできるのはうれしい。雰囲気が全然違う。楽しんでできればいい」と話していたが、今夏の全国高校野球選手権大会で大活躍した聖地で結果を出した。

 日本のスタメンは次の通り。

 (左)杉崎成輝=東海大相模

 (二)津田翔希=浦和学院

 (右)勝俣翔貴=東海大菅生

 (D)清宮幸太郎=早実

 (遊)平沢大河=仙台育英

 (中)オコエ瑠偉=関東第一

 (一)伊藤寛士=中京大中京

 (三)篠原 涼=敦賀気比

 (捕)堀内謙伍=静岡

 (投)上野翔太郎=中京大中京

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