米国が継投策でキューバに逆転勝ち

 「U-18W杯・スーパーラウンド 米国6-5キューバ」(4日、甲子園)

 米国がキューバに逆転勝ちし、決勝ラウンドへ可能性を残した。二回にベンソン、ラサーフォードの適時打で3点を先制。三回には、キューバの5安打5得点の猛攻に守備のミスがからんで逆転を許した。

 しかし米国は4-5の七回、マッカロー、モニアクの連打と敵失で2得点し、逆転に成功。六回から最速151キロ右腕のジェファーソンローソンが3番手で登板し、4回1安打無失点、4奪三振の好投で試合を締めた。

 チッキーニ監督は「キューバは大変いいチームだったが、ジェファーソンローソンがすばらしい投球を見せた。5点取られた(先発の)ダナー、(2番手の)ゴウディも粘ったことが勝利につながった。一人じゃなくチームの勝利だ」と感激の面持ち。「投手の役割、リリーフの順番はそれぞれ決まっている」と話すように、継投策が効を奏した。

 151キロ直球に加え、「カーブがよかった」と自ら振り返ったジェファーソンローソンも「個人じゃなくチームの勝利」と語った。

 現状では、1次ラウンドで敗れた日本と決勝ラウンドで再び対戦する可能性がある。チッキーニ監督は「非常に教育されたいいチーム。個々の力が高いし、ベースランニングが積極的だ」と警戒。まずは、スーパーラウンド最後の戦いとなる5日・カナダ戦へ「集中する」と表情を引き締めていた。

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