4番復帰の清宮無安打も甲子園で巻き返す

 「U-18W杯・スーパーラウンド、日本5-2カナダ」(3日、舞洲)

 左膝の違和感で1日・メキシコ戦を欠場した清宮幸太郎内野手(早実1年)が「4番・DH」でスタメン復帰したが、2三振を含む3打数無安打。七回に四球を選んで代走と交代した。

 初回の強い当たりだった中飛にも「全然です。厳しいコースじゃなかったのに、ちゅうちょしてしまった」とがっくり。「全然ボールが見えていない。ボール球に手を出してしまう。選球眼がよくない」と反省しきりだ。

 ここまで出場した5試合で15打数2安打と、なかなかトンネルから抜け出せない。慣れないナイターの上、舞洲球場は照明が明るい方ではないが、「見えないことはないんです」と言う。「集中力じゃないかな。打ちたい打ちたいというのが強い感じ」と自己分析した。

 それでも、4日から試合会場が甲子園へ移ることは追い風だ。「甲子園でできるのはうれしい。雰囲気は全然違うので」と、選手権で2本塁打を放ったマンモスへ思いをはせる。「楽しんでできればいいですね」。若き侍の4番が、聖地で巻き返しを目指す。

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